クライアント:コペルハウス(株)様

業種:住宅施工業

  

仙台を地元とする有力工務店であった同社では、住宅メーカーからの下請けが主という既存の業態からの脱却を図り、自らが住宅メーカとしてお客様に最良の住まいをお届けできるという使命感に満ちていた。住宅メーカーとして同社がデビューするにはどうすればよいのか、広告代理店を仲介として話をいただいた。

  

提案意図

同社が主張できる強みは、いわゆる中間マージンを減らせるということ。自分たちが元請けになれば、いい住まいをもっと適正価格でお客様に提供できるという信念だった。そこで、住宅メーカー立ち上げのための登記等を進めながら、新生住宅メーカーのCI(コーポレートアイデンティティ)創造に取り組んだ。社名の提案にあたり、同社の信念を込めたネーミングを勘案し、いくつかの候補を提案。特にその中のひとつ『コペルハウス』を推奨した。地動説を唱え天動説という常識を覆した天文学者コペルニクスのごとく、業界の常識にとらわれないお客様本意の家づくり。その意図に賛同を得、CIおよびデビューへの広告・販促企画を提案。お客様に余計な負担を及ぼさずムダを省くという意味を込めた「無添加住宅」をキャッチフレーズに、新生住宅メーカー『コペルハウス』はデビューを遂げ、日々着実に進化を続けている。


コンセプト

天動説という定説を地動説という正論で覆したコペルニクス…
そのコペルニクスの名を冠した私どもコペルハウスは
あくまで「高品質な住まいを適正な価格で」をモットーに
お客様中心の本物の住まいを創造しています。 

住宅は、高額商品でありながらその内訳が未だ不透明で、お客様もそのことをあまり意に介さないのが実情です。そこに発生している矛盾や不条理を解消すれば、高品質な住まいをより適正な価格で提供できるという確信のもとに、私どものスタートがあります。 お客様へより適正なマイホームをお届けする夢は、賃貸住宅も含めた「適正な住環境の創造」へと拡がっています。


社名ロゴタイプ


デビュー告知広告


商品カタログ


クライアント:(株)包徳様

業種:ビル管理・メンテナンス業

  

仙台圏のビル管理・メンテナンスを主要業務とする同社では、清掃・衛生管理業務の施策として画期的な除菌剤を使用していた。同社ではその利用途と効果に着目し、除菌剤の製品化による新しい事業を進めたいという要望があり、どのように進めるべきかというオファーを、広告代理店を介していただいた。

  

提案意図

まず、これまで製品の販売という業務のなかった企業に体制を根付かせる上で新事業部の設立を提案。ネーミングを「HNBプロジェクト」と命名し、新事業部の士気を高め商品化への理解を訴求するパンフレットの制作をはじめとするマーチャンダイジングの提案を行った。市場への商品化にあたり、除菌剤ではなく、無臭で除菌効果の高い消臭剤というポジションを確立させた上で、商品名は親しみやすさや時代のトレンドを勘案した『ニオイ斬り!』に。体感商品という商品特性を重視し、広告展開としては2ウェイが期待できるウェブサイト(既存の企業サイトとは一線を画したブランドサイトの構築)を主としながら、試供品提供主体のプロモーション広告を行った。販売代理店を募り営業ネットワークを拡げたいとの要望があったため、提供者側として意思統一を図れる商品マニュアル・販売マニュアルを作成し「プロジェクトイズム」の浸透にも取り組んだ。

  

コンセプト

 

株式会社包徳の新事業部「HNBプロジェクト」が誕生しました。"HOUTOKU New Business"の頭文字をとったこのネーミングには、"Hearty Next Breeder"という意味も込められています。「元気な次代の育成者」。これから先の世の中が元気であり続けるために、大切なものを生み、あるいは見つけ出して育てていくという事業を、私たちは展開します。次世代への敬意をこめて。


商品ロゴタイプ


プロダクト



パンフレット

ブランドサイト

クライアント:土屋不動産(株)様

業種:不動産マネジメント業

  

ミシンおよび手芸用品の販売から時代に即した事業を展開し、不動産業への業態転換に成功した同社では、既存の不動産屋さんからのイメージを脱却し、時代を見据えた同社の新しいスタイルの不動産業を他に先駆けて打ち出していきたいという思いに満ちていた。その具体的な打ち出しをどうすべきかというご相談をいただいた。

  

提案意図

同社が主張したかったのは「プロパティマネジメント」という考え方。貸主と借主の間に位置する存在として、常に積極的で前向きで、提案力と推進力を備えたマネジメント集団。そんな姿勢を表現したいという意向を鑑み、『MAKE LIFE ~新しい生き方、叶えます~』という企業コンセプト/スローガンを提案。お客様一人ひとりの暮らしを、人生を創っていくんだという思いの表現案を採用いただき、よりメッセージ性の高いウェブサイトおよび会社案内のリニューアルを実現。その後、マンスリーマンション業務専用サイトの構築、およびメッセージ認知から機能性向上に比重を置いた第2ステージのウェブサイト構築を経ている。同社では毎月のフリーペーパー発行とサイト情報の更新を実践するコンスタントな営業展開で、顧客の認知と拡大を進めている。


「新しい生き方、叶えます」

新しい夢のある暮らしをつくること、元気をもらうこと、
そして人生を愉しみ進むことも、『MAKE LIFE』。
皆様の前向きな生活スタイルを、満足という価値でお届けすること。
それが私たち土屋不動産グループの掲げる『MAKE LIFE』です。


ウェブサイト


クライアント:(有)STプランニング様 

業種:飲食店展開ほか

  

同社では水炊き専門店「庄村」を順調に運営。もう1店舗の既存の割烹「香村」を転換して馬肉料理専門店としてリニューアルし、さらに新規でもう1店舗を豚しゃぶの専門店としてオープンさせたいという意向だった。3つの店舗を展開していくにあたって、店舗名も含め、どのようなカタチで進めるべきか、という話をいただいた。

  

提案意図

グループ店でありながらそれぞれ違った味を提供する、それも1つの食材に特化した専門店という各店舗の主張に着目し、「一意専心のもとに真心を提供する料理店」の意味を込めて、グループの冠号に『専心会席』という名称を提案。水炊きの「専心会席 庄村」、馬肉料理の「専心会席 香村」、豚しゃぶの「専心会席 一村」という3店舗について、グループ名+店舗名のVI(ビジュアルアイデンティティー)および店舗ツール等のフォーマットの統一を同時に提案。またウェブサイトを『専心会席』で統一、名称の由来=企業理念を閲覧者に提示した上で各店舗情報等を開示するサイトづくりに努めた。


コンセプト

「専心会席」

 

抑御客人を持て成すは即ち真心で最善を尽くすのみ。
其の手多々あれど一味専心の誠意を以て個の食材を献立の主に揚げ、其の味覚の贅に創意を尽くすは他に無し。
是所謂多種多様時代の逆行なれど個の食材を愛し感謝し御客人へ渾身を捧ぐ姿勢こそ真の会席の心哉。


各店舗ロゴタイプ


専心会席紹介ツール(3店舗共通)


各店舗紹介ツール


ウェブサイト